その後

その後、俺は相変わらずな毎日を過ごしている。
あのあわただしかった日々が嘘のようで、なんとも妙な気分だ。
この暖かくも冷たい日常に戻れたと言うことは、至高のことだな。と爺臭くも思ってしまう。
死んでいった奴らのためにも、毎日を精一杯生きる。これが、俺の見つけた最後のキーワードだ。
おわり